
病院機能評価で新たに求められる“公益通報窓口”の整備。
公益通報と内部通報の違いを正しく理解し、法令遵守と組織改善を両立させる実践的な運用手法を紹介します。
2025年9月に公益財団法人日本医療機能評価機構の病院機能評価では、新たに「公益通報窓口」の整備に関する評価項目が追加されました。これは、改正公益通報者保護法への対応を強く意識したものであり、単なる内部通報体制を超えた、法令遵守の実効性を問う基準です。
本ウェビナーでは、制度改正の背景を踏まえつつ、「公益通報」と「内部通報」の違いを明確に整理し、法対応だけにとどまらない“組織改善につながる通報制度運用”のポイントをわかりやすく解説します。
経営層・事務長など、病院機能評価対応や組織マネジメントを担う立場の方に特におすすめの内容です。
このウェビナーで学べること
- 病院機能評価で求められる公益通報窓口の位置づけと整備ポイント
- 公益通報と内部通報の違いを踏まえた制度設計の考え方
- 設計・運用・教育・モニタリングまでの実務対応ステップ
- 職員の信頼醸成と組織風土改善につながる運用の仕方
- 外部委託(第三者窓口)を活用した実効的体制の構築方法
構成(60分)
趣旨説明
- 医療機関における不正・不祥事の現状と課題
- 病院機能評価の最新基準と公益通報窓口の新設要求について
1.公益通報と内部通報の違いを理解する
- 法的根拠と対象行為(刑事罰・行政罰等)
- 内部通報との位置づけの違いと役割
- 誤解されやすい範囲と設計上の留意点
2.公益通報窓口の設計と運用
- 体制整備の実務ポイント(制度設計、周知、教育、モニタリング)
- 守秘義務、通報対応記録、再発防止策の明確化
- 外部委託・第三者窓口活用の方法とメリット
- 適切な運用による職場環境改善の効果(信頼醸成・離職防止など)
3.組織としての活用と定着
- 「義務」から「改善ツール」へ発展させるステップ
- DQヘルプラインによる導入・運用支援の紹介
4.質疑応答
講師

福山 隆秋
株式会社ディー・クエスト 取締役 / 公認不正検査士(CFE)
株式会社ディー・クエストの内部通報事業責任者として、年間200社以上の企業に対し、内部通報制度の運用支援および改善・新規導入のコンサルティングに携わる。また、国内外での内部通報窓口設置・運用セミナーや、コンプライアンス・ハラスメント防止研修などを年間40回以上実施。
ディー・クエストのオウンドメディアでは、毎週内部通報実務担当者向けの動画配信を行う(連載名「内部通報一問一答」)。本動画は実務経験に基づく具体的なアドバイスと、制度運用におけるリスクマネジメントの視点に定評がある。